はじめに
2004年にスタートしたアメーバブログは、その後アメーバピグやニュース事業、ゲーム事業、デジタルコンテンツ事業など周辺事業に進出し、プラットフォーム「Ameba」として進化してきました。18年目となった現在ではファッションブランドの運営やコマースプラットフォームへの進出、マンガ事業、DX事業にも拡大しています。
インターネットから生まれた「Ameba」というブランドも24年の9月で丸20年。次の10年へとつづくブランドとして、Amebaは改めてブランドビジョンを設定しました。
今回はそのプロジェクトの立ち上げに関わったメンバーとともに、AmebaのブランドとAmebaが描く未来についてお話をしました。
新ビジョンが生まれた背景
リブランディングの起点となったのは、組織の存在意義の見直しでした。ブログサービスとしてのビジョン、ミッションやAmebaとしてこれまで「どうありたいか?」というスローガンを自分たちで作ってきましたが、ずっと「言葉の強度が足りていない」「Amebaが持っているものを活かしきれていない」という感覚がありました。そこで「ブログだけじゃないAmeba」へ大きく印象を変えたいというタイミングで本部で活躍する言葉のプロ(コピーライター)に相談してリブランディングを進めることにしたんです。(下山)
社内向けコピーの制作経験はあったものの、Amebaほど歴史あるサービスを担当するのは初めてで。そう簡単に変えられないと思いました。これだけ人数の多い部署に新しい方向を示し、マインドセットしなければならないという難易度を考えると、社内だけで使う言葉で良いのか?という感覚がありました。toCでユーザー規模も大きいサービスだからこそ、外向け・中向けが一気通貫したリブランディングが良いのではと提案しました。(せな)
「つくる、つむぐ、つづく、AmebaLIFE」に込めたメッセージ
ブログ以外のサービスも含めた新しい伝え方をみんなで考えた時に、「Amebaが今までやってきた事業の共通項は生活・人生である」という点で認識が合致したんです。だからこそ、生活に根ざしたコンテンツを提供する・ユーザーの人生を変えるような体験を生み出すといったAmebaの不変的な価値をより強く示した言葉に仕上げました。(武本)
この間もAmebaブログを10年くらい使ってくれているユーザーさんにインタビューする機会があったんですが「ブログ書くのは朝ごはんを食べるのと一緒」とおっしゃっていて、まさに生活に根ざしていたサービスとはこういうことだなと感じました。ブログだけではなくその他のサービスでも「生活に根付く展開」を狙っていきたいという思いがあります。(下山)
新しいコンセプト「AmebaLIFE」は、あくまでもシンボルであって、伝えたいイメージはVisionでありスローガン、そしてValue(我々の価値観)にもなっている「つくる、つむぐ、つづく、」という言葉に込めました。ずっと循環していくイメージを伝えたかったのであえて「つづく。」ではなく「つづく、」にしています。(武本)
20周年PRJがはじまる
2024年に20周年を迎えるにあたり、各事業も新しい10年を作るための大きなチャレンジを始めました。20周年に向けてなにかやろうという良い雰囲気がAmeba全体に生まれていて、マーケティング・PRなどのチームを強化しながらチーム全体が一丸となって取り組んでいます。(下山)
Amebaブランドのサービスをどれかしら使ったことがある人が年代を問わず沢山いて、マス化している稀有な存在だからこそ、Amebaには「LIFE」を語る権利があると思っています。チャレンジする権利がある数少ないサービスのひとつとしてLIFE領域でインフラになってほしいですね。(せな)
時代にあわせて新しい技術を取り入れつつも、コンセプトをぶらさずに事業を展開していくのが大切。まだAmebaLIFEとして実現したいことの1%程度しか達成できていないという印象があるので、1人でも多く仲間とともに作っていきたいです!(下山)
Amebaでは20周年を機に採用を強化しています。
興味を持ってくださった方は、ぜひ一緒に新しい10年を築いていきましょう!