登場人物MEMBER
- 山田麻衣(やまだ・まい)
- 花王株式会社ファブリックケア事業部に所属。アタックZEROのブランドを担当している。
- 木坂良一(きさか・りょういち)
- 人材系の営業を経て2015年サイバーエージェント中途入社。現在は、Amebaブログのメディア広告営業チームの総合代理店様向き合い・直接クライアント様向き合いのチームリーダーを兼務。
- 松村優里奈(まつむら・ゆりな)
- 2019年サイバーエージェント新卒入社。Amebaブログのメディア広告営業チームの総合代理店様や直接クライアント様向き合いの経験を経て、現在はサイバーエージェント代理店向き合いのチームリーダーを担当。
「より良い暮らしのヒントを」Amebaユーザーとの高い親和性
「アタックZERO」でAmebaに広告出稿いただくようになって3年弱、山田さんがご担当になられてからは約1年のお付き合いとなりました。
山田さんは、Amebaブログにどんな印象をお持ちでしたか?
実は私、「アタックZERO」の担当になるまでは、化粧品を担当していたんです。
当時、直接お取り組みする機会はありませんでしたが、Amebaブログでトレンドや口コミをよく読んでいました。
そうだったんですね!
なので、最初はAmebaといえばビューティ系に強い印象があったのですが、Amebaのユーザーさんは「暮らし分野」への関心も非常に高いですよね。暮らしのど真ん中の商品ともいえる洗剤(アタックZERO)の広告施策の反響を目の当たりにして、改めてAmebaさんの強みを実感しました。
ありがとうございます。
洗濯はまさに生活の一部なので、ブロガーさんがアウトプットするにもハードルが低く、「こんなにいい洗剤があるよ!」と広める気持ちでブログを書けたのではないかと思います。「アタックZERO」は、ブランドとしても商材としても、Amebaブログとの親和性がすごく高いですよね。
そうですね!さらに言えば、その親和性の高さが、御社とのお取り組みをスタートする最初の決め手になったとも聞いています。
幅広い方にお使いいただいている「アタックZERO」ですが、なかでも暮らしに“より良いもの”を求めている方。
「暮らしの質を高めたい」「より品質の良いモノ・最新のモノを使いたい」、そんな方々に多く使っていただけています。
たしかに、「より良い暮らしのヒントを得たい」と考えているAmeba読者や、そういった暮らしのヒントを発信しているブロガーさんと重なりますね。
「良い洗剤を使いたい」と思って日頃からアンテナを張っている読者の方々とブロガーさんとの親和性の高さが、広告効果にも繋がっているように思います。
ブロガー自身の言葉で綴られる「情報の深さ」が魅力
Amebaにご出稿いただく以前、「アタックZERO」の広告施策で課題に感じていたことはありますか?
テレビCMなどマスのコミュニケーションが多いこともあるので、「もっと深い情報を伝えたい」という想いはありましたね。
なかにはテレビをご覧にならない方もいらっしゃるので、「アタックZERO」との他の接点を作りたいという気持ちもありました。
そういった課題をふまえて、Amebaにご出稿いただいて感じたメリットがあれば教えていただきたいです。
「公式TOPブロガー記事投稿」の施策で、実際に投稿いただいた記事を拝見したところ、商品の特徴だけでなく、ブロガーさんご自身が愛用している理由や生活者目線での商品の魅力、使い方の工夫まで、書いてくださっていたんです。
そういった地上波や他のデジタルツールではお伝えしきれない深い情報までお届けできるのは、ブログならではの魅力ですよね。
ブロガーさんありきの「情報の深さ」は、Amebaが得意とするところだと自負しているので、そう言っていただけて嬉しいです!
読者の方が知りたいポイントを深掘りして、ブロガーさん自身の言葉で伝えていただけたのはとても良かったです。身近ながらも、ときに憧れる存在の方が書くブログによって、読者の方は“自分ごと化”もしやすかったのではないでしょうか。
これまでSNSなどを活用したインフルエンサーさんの施策は実施していますが、Instagramだと写真がメインだったり、Twitterだと140文字だったりと制限があるんですよね。
ブログの場合、文字数や写真の制限なく、自由にかつ深い内容を伝えていただけるのはメリットかなと感じています。
想像以上のPV数!ユーザーの高い熱量がもたらす好感と共感
Amebaブログでは、これまで「公式TOPブロガー記事投稿」、「Ameba Meister(アメーバマイスター)」、「Pickサンプリング」と主に3つの施策を実施いただきました。
これまでの施策で、印象的だったものはありますか?
「公式TOPブロガー記事投稿」で記憶に残っているのが、ブロガーさんが「こんなにきれいになった!」と感想とともに写真を掲載してくださった記事です。
多くの人が気になる、「本当にきれいになるの?」という点を実体験とともにわかりやすく伝えてくださり、ありがたかったですね。松村さんはいかがですか?
私は、トップブロガーのハルコさんにイラストを描いていただいた記事が印象的でした。
花王の本社にお越しいただき、「アタックZERO」での汚れ落ち実験を体験いただいた記事でしょうか?
そうです!イラストでアウトプットすることで、「アタックZEROの洗浄力」の説明が面白く、スッと頭に入ってくる内容に仕上がっていて、クライアント様の商品や思いをブログを通して届ける醍醐味を感じられた記事でした。
ハルコさんのブログ記事は、前年の実施でかなり反響があったので、継続してご依頼させていただいたんです。イラストが得意なハルコさんのように、幅広いトップブロガーさんがいらっしゃるのもAmebaの魅力ですよね。
あと、「Ameba Meister」で「アタックZERO」のサンプリングを募集したところ、200名の募集に対して600名のブロガーさんから応募があったのも驚きました。しかも、うち9割ほどのブロガーさんが自発的にブログを投稿してくださって。
多くの方に商品を紹介いただけて、費用対効果の面でも満足度の高い施策でした。
自主応募・自主投稿でこれほど高い数字が出たのを見て、正直私も驚きました。同時に、「アタックZERO」がいかに人気商品かを実感した出来事でもあります。
また、サンプリングによってブロガーさんが良い商品だと気づいてくれたからこそ、「良さを伝えよう」と高い熱量でブログを書いてくださったように思いますね。
2021年の秋に取り入れてくださったのが、「Pickサンプリング」です。
こちらは同年夏頃にリリースしたばかりの施策でしたが、「ぜひチャレンジしたいです」と導入を決めてくださいました。
そうですね。これまでの施策で成果に手応えがあったので、ぜひ取り組んでみたいと思いました。
成果については、具体的にどういった点を評価いただけたのでしょうか?
まず記事PV数が想像以上に伸びていたこと。さらに、コメントからも読者さんからの好感・共感が形成されているのを感じられたことですね。
Amebaブロガーさんの熱量で、ただ読まれるだけでなく、お洗濯について「この悩みわかる!」「私も使ってみたい」とこちらの意図や思いが伝わる記事になって、本当によかったです。
そう言っていただけて嬉しいです!
もちろん、その後の「Pickサンプリング」も面白い施策だったと感じています。
「Pickサンプリング」では、購買まで追えるというのも魅力ですが、購買がブロガーさんの収入にも繋がるからこそ、これまで以上に「商品の良さを書こう」と意識が高まる相乗効果もあったと感じています。
変化を求め続ける社風から生まれる広告施策
最後に、今後Amebaに期待することについて伺っても良いですか?
今ふと思ったのは、ブログで動画の活用ができるようになったら嬉しいですね!
写真だけでなく、お洗濯の動画で楽しく商品の魅力を伝えられたらと思いました。
お洗濯の動画、良いですね!
動画領域はまさに弊社でも検討しているところなので、今後挑戦していきたいです。
これまでのお取り組みで感じたのが、Amebaさんっていつもフレキシブルで、スピード感のある対応をしてくださるんですよね。「Pickサンプリング」の実施でも、こちらから相談するとすぐ「検討します!」と対応してくださって、とても助けられました。
ありがとうございます…!
さらに打ち合わせの度に新しいプランを提案してくださったり、「今後はこれに挑戦します」と情報共有してくださったり、Amebaさんは進化が止まらないなと(笑)。
そういう姿勢はとても心強いので、今後もぜひ期待したいです。
Amebaのメディア事業部の根幹には、今あるもので良いとするのではなく「常に変化を求める」という思想があるんです。
なかでも僕らは、クライアント様と直接お話して、一番にニーズをキャッチできる。それをふまえて、常に「どうしたらより良くなるか?」を考えていかなければと思っています。
いつもより良いものを追い求めていらっしゃる背景には、そんな社風があったんですね。
合わせて、アイデアを持ち寄る会議や、商品開発のための会議といった機会を積極的に設けるようにしており、そこで新しいメニュー設計を模索するなど、日々チャレンジを続けています。
Amebaのユーザー、そして暮らしの商品を扱う花王さんブランドユーザーはマッチ度が高いからこそ、それを武器にできることはまだまだあると考えています。
今後とも、ぜひブランドとメディアがwin-winになる広告施策を提案させてください。
これからさらにAmebaさんが進化して、まだ想像できないような新プランをご提案いただけるかもしれませんね(笑)。今から楽しみにしています!